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zoom RSS #30 『30デイズナイト』

<<   作成日時 : 2009/09/08 11:10   >>

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『30デイズナイト』 30 DAYS OF NIGHT
2007年/アメリカ
監督:デヴィッド・スレイド
出演:ジョシュ・ハートネット、メリッサ・ジョージ、ダニー・ヒューストン

画像

 封切一週目に観にいく。
 ホラー好きではあるが昨今のホラーブームにはイマイチのれない。そんな方は意外と多いのではないでしょうか。
 かくいう私もそんな一人なのだが、理由はなんとなく把握しているつもりだ。

 メジャーになっちゃった。
 マジメになっちゃった。

 理由はこれなんですね。
 「どうにか低予算で儲けてやろう!」
 「スター使う予算なんてない!脱ぎたがる女優と血糊を用意しろ!」
 私なんかが浴びるように見てたホラー映画ってほんとこんな心意気に溢れたものばかり。

製作する人々がこんなのばっかりだから、低予算で質も低い映画が大量発生する。

いかがわしさとチープさが癖になり、中毒者も大量発生。

相乗効果でブームとなり、乱発のなかに野心に溢れた快作、才能が開花する※。

 この流れを経験してきた人々にとっては、最近のホラーブームはのりづらいかもしれません。『スクリーム』(96)の大ヒットから始まり、ゾンビ映画の流行(これも信じられない話ですがね...)でこいつは儲かると踏んだメジャー各社がホラー映画の制作を開始する。スターは次々と出演し、恐怖感の一切ない、グラマーなネーチャンがゲーム感覚で死体を破壊する映画が垂れ流される...。

※【乱発のなかに野心に溢れた快作、才能が開花する】・・・本作の製作、サム・ライミもその一人ですね。ちなみにライミの『死霊のはらわた』(81)をコメディととるか、ホラーととるかで人間性を疑われるらしい。都市伝説。

 失礼!口が過ぎました。
 メジャー化に伴って良い面も勿論ある。それは結局、金です。よく私は映画には心意気が大切のような発言もしますが、逆もまた然りです。資金が集まらなければイイ映画は作れません。そういった面では、この先良質なホラー映画が製作される土壌は育ったのかもしれません。

 そして、昨今のホラーブームで一番気に掛かるのは「マジメになっちゃった」点ですね。社会風刺とかうるさいんです。現代社会を反映とか、うるさいんです。素直に楽しませてくれないんですよね、最近のホラー映画は。メジャーがホラーを製作する体面なのか、多少重みを与えておきたいのかわかりませんが、どうもねぇ...。
 今回の『30デイズナイト』はやはりそこが心配だった。
 ...冬には30日間太陽が昇らない極夜が訪れるアメリカ最北の町バロウ。極夜の闇に乗じてバンパイアが町に現れ、住民たちを次々と惨殺し始める。氷と闇に閉ざされた町が陸の孤島と化す中、保安官のエバン(ジョシュ・ハートネット)は家族や住民を守るため、バンパイアとの絶望的な闘いに身を投じていく...
 設定にワクワクして楽しみにしていたし、サム・ライミのホラー専門制作会社の映画ってのも期待させてくれる※。

※【サム・ライミのホラー専門制作会社】・・・ゴースト・ハウス・ピクチャーズのこと。意外とつまらん映画が多い。

 感想。
 悪くない。が、くどくどと語ってきた上記がすべてあてはまる。残念ですが。
 ただ、設定はあくまで面白いと思う。実は続編製作が決定されているらしいので、どうせなら2作目、3作目とやっちゃって、スターもメッセージもなんにもない、娯楽だけのスカスカ映画になってくれれば楽しみですね。4作目に期待。皮肉でもなんでもなく、イチホラー映画ファンとして、本気で。

↓ジョシュ・ハートネットで一番のお気に入りはこちらですかねぇ。ハマリ役という意味で。



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